私の経験を余すことなくみなさんに伝えたい。
第一高等学院 特別顧問
アルトゥール・アントゥネス・コインブラ(ジーコ)
私はみなさんがご存知の通り、サッカーの世界で生きてきて、それなりに世界的に名を残すことが出来ました。その背景には、家族の支えがあり、人と上手く付き合ってこられたということがあると思います。そしてもう一つの大きなポイントに、学校の影響が大きくありました。例えばサッカーが好きだ、アートが好きだ、あるいは自分は俳優の道を目指す、というようにいろいろな道をみなさんは志していると思います。その夢を実現するためには、まずは一人ひとりの決断力や日々の努力が大切ですが、それに加えて、学業がその夢の達成と達成後の自分の社会性において、いかに役立つかということをよく考えてみてください。
私自身も長いことサッカーという仕事に携わってきましたが、学業をしっかりと修めていたことがいかに自分の職業の中で役立っているかということを身にしみて感じています。サッカーだけが上手い、あるいは俳優としての能力がある、それだけではやはり駄目なのです。プロである前に一個人の人間として、いかにその世界で貢献できるような基礎を身につけておくか、そして社会性を持つということの大切さを忘れないでください。このことは私の両親から得た本当に大切な教訓です。私は、学業をやりながらサッカーも続けていくことで、よりよい人間として今までやってこられたと思います。それを今度はみなさんと一緒に追及していきたいと考えています。みなさんもこのことがいかに大切かを感じる日が来るはずです。どうか勉強もおろそかにせず、しっかりとやっていってください。
私はサッカー選手になるという夢を描いてから、とにかく日々に努力を欠かさずに続けてきました。夢を持つことは簡単ですが、それを達成することは難しいものです。逆に「絶対に不可能は無い」ということを考えて、みなさんもコツコツと日々の努力を続け、自分の夢を実現させてください。
私がどのくらいみなさんの力になれるか分かりませんが、みなさんと日々共に過ごしている先生方に、自分の経験を活かしながらアドバイスできることを非常に嬉しく思いますし、またそれをみなさんの人生に活かしてもらえることを強く望みます。
生徒のみなさんがバランスの取れた一人の素晴らしい人間になってくれることを願っています。そのために私は、これまでサッカーで培ってきた経験を余すことなくみなさんに伝えていきたいと思います。
夢実現のための学び場があり、支えあう仲間がここにいます。

第一高等学院 学院長
生駒 富男
'' 成功の反対は失敗じゃなくて何もしないこと '' これは第一高等学院の生徒たちの想いをつづった書籍(「自分を見つけた!」)の中の、ある生徒の言葉です。もし仮に失敗したと思ったり、うまくいかないことがあったとしても、そのことを教訓として学び、次の機会によい結果を出すことができればそれは失敗でなく、「成功へのプロセス」であると思います。何かを始めるには本当に大きな勇気やチャレンジが必要な場合もあると思いますが、まずは第一歩を前に踏み出すことが大切です。私たち第一高等学院は、生徒一人ひとりが自分の将来を前向きにとらえ、今を本気に取り組むという独自の意欲喚起教育を「キャリア教育」と呼び、生徒たちに自分の夢や目標を持つことやその実現に向けて努力することの大切さを伝える指導を行っております。
ここでなら自分の夢を実現するための「チャレンジ」、再度自分の力を信じて新たな目標への「再チャレンジ」のための学びの場があり、支えあう人達がここにいます。生徒のみなさんが第一高等学院で自分自身の個性を大切にし、目標を見つけ、その目標に向かって邁進することで充実した毎日を過ごしていけるよう願っております。



