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合格体験記
大学受験体験記
大学受験コース併用 中里翔太
僕は「公立はこだて未来大学システム情報科学部」に、AO入試で無事合格することができました。何より第一志望の公立大に受かることができ、とても安心しています。
僕が何故AO入試を受けたかというと、一般入試と違い、書類選考・筆記試験・面接と、3つの観点から自分を評価されるというところに興味を持ったからです。今まで高校受験も筆記試験だけで合格が決まっていたので、自分という人間をAO入試という場で認めてもらうことができたら、多少これからの自分の自信に繋がると思いました。
しかし、合格までのプロセスは決して容易なものではありませんでした。
まず第一次選考の上で一番僕が悩まされたのが、自分をアピールするプレゼンテーションでした。それは、「自分をアピールしたい点について、今までの状況を説明し、さらに入学後に学びたいこと、将来の希望などを5分間程度でまとめたビデオを提出する」というものでした。
そこで僕は、「パワーポイント」という、研究発表会などでよく使われているプレゼンテーション用ソフトを使って発表しようと思いついたのですが、なかなかそれができる環境が見つかりませんでした。僕は、前に在籍していた学校である国立函館工業高等専門学校の先生に頼み協力を得て、設備・環境ともに最高の場所で取り組むことができました。その協力を無駄にしてはいけないという良い緊張感を持ちつつ、数日間朝から晩まで研究室のパソコンとにらめっこという状態が続きました。体力的に厳しいものもありましたが、そのおかげでとてもいいプレゼンに仕上げることができたし、何よりも、あえて原稿を作らずに、スクリーンの映像に合わせてアドリブで5分間喋り続けるというスタイルが、そのまま面接にも役立ちました。
その後には作文が僕を待っていて、休むひまもなく作業に取り掛かりました。この作文もプレゼンテーションと同様に、出来るだけ完璧なものに仕上げるために、作文を書いては先生に見てもらって直すという作業を何回したかわかりません。しかし、それを繰り返していくうちに、読むと自分という人間が文から浮き上がってくるような文ができ、自分からすれば、どこも文句のつけようがない作文を完成させることができました。
このように、目の前のことを一つ一つ、時間をかけて丁寧に、一生懸命こなしていく事によって、僕は「ここまで仕上げてくる人はそうそういないだろうな」と思えるくらい自信のある、言ってみれば一つの作品を作り上げることが出来ました。ただ自分の思っていることをむやみに表現するのではなく、試験官の立場から考えてみたりと、いろいろな視点から自分の作文などを見てみることの大変さと重要さを感じました。それと同時に、自分という一人の人間を改めて見つめ直すことができました。
そしてもちろん、2次選考の筆記試験も点を取れなければ話になりません。学科試験のために、4月に札幌校に通い始めてからの7ヶ月間、英語と数学を中心に、自分の中で今までにない程、勉強しました。大学受験の前にはもちろん高認試験もありましたが、僕は一教科のみの受験でよかったので、特に苦労することもなく、一回で高卒認定を取ることができました。
僕は札幌校に通うために函館の実家を離れ、一人暮らしという、今までとは一転した生活を余儀無くされました。「勉強しろ」と言われてもなかなかやらない僕だったので、はたして自分から積極的に勉強に打ち込む事ができるのか。そんな心配ももちろんありましたが、第一志望校に合格するという目標をしっかり持ち、勉強に打ち込むことができました。僕の場合、志望校以外の大学は視野にいれず、一本に絞って、自分の行く道はここしかないという状況に自分を追い込んだので、必然的に、勉強をやらないといけないという焦りを感じながら、自主的に勉強に打ち込めました。本当に充実した生活で、意味のある一人暮らしになりました。目標の無かった高校生活と目標のある今ではこんなにも違うのか、という事に自分でも驚いています。
これら全て、札幌校の先生達の心強い支えや、熱心な指導のおかげだと思っていたし、大学に合格してからもしみじみとそう思います。本当に感謝しています。これから今年の受験が控えている人も、来年もしくは再来年に受験する人も、みんなしっかり自分の目標を持ち、そしてこの札幌校の先生たちの支えさえあれば、結果はついてくると思います。
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