第一高等学院へ入学することになったきっかけから、高卒認定合格、高校卒業、高校希望進路を実現してきた体験を記したものです。これから新たな進路を踏み 出そうとしている方たち、またその保護者の方たちにこれらのメッセージが第一歩を踏み出すきっかけとなって頂ければ幸いです。
恩師の言葉が夢をかなえた私の原点。
- キナコさん(シンガーソングライター)
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夢や目標もなく、漠然と高校に入りました。でも個性をまったく認めてくれない先生たちに反発し、1年生のときに中退。以来大人が信じられなくなり、フラフラとした2年間を過ごしました。そんなある日、母が「やりたいことが見つかったときのために、夢への“パスポート”をとってみたら?」と、1冊のパンフレットをくれました。それが第一高等学院でした。
学校に行けば大人がいる。最初は全く通えませんでした。しかしある日の夕方、ふらっと学校に立ち寄ってみたんです。「怒られるだろうな」と思いながら——。しかし担任の先生が発したのは「待っていたよ」と意外な一言。どれだけ救われたか。自分を待ってくれていた人がいる。信じてくれていた大人がいる。うれしかったですね。
それからは“放課後授業”の日々が始まりました。びっくりしました。勉強って楽しい、面白いと思ったんです。難しいことをわかりやすく教えてくれる。わかるたびに褒めてくれる。「飲み込みが早いなぁ、天才だなぁ」って。おかげで高卒認定は無事に全科目合格し、次は大学を目指すことにしました。得意科目を活かせる大学を先生が見つけてくれ、これも見事に突破。次の目標は夢を見つけることでしたが、これはすぐに見つかっちゃいました(笑)。音楽です。先生はこんな言葉もかけてくれました。「これからの人生、楽しいこと、うれしいことがいっぱい待っているぞ。君は素晴らしい子だから、何でもできる、何にでもなれるぞ——」。いつも明日への希望が持てるようになった、私の原点にもなっている言葉です。さらなる夢を抱きながら、今後も頑張っていきます。
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