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通信制高校とは?

「通信制高校」とは、全日制や定時制と肩を並べる高校教育課程の一つ。そして、その最大の特徴は、学校やクラス単位での集団学習を基本とする全日制や定時制と異なり、生徒一人ひとりの生活スタイルや学習ペースで勉強が続けられること。そのため、近年増加傾向にある不登校者や中途退学者、周囲の学力についていけない学業不振者、通学できない勤労者などの学業スタイルとして注目されています。

通信制高校で学ぶ生徒は全国で約18万7,000人(2009年5月現在)いると言われ、価値観の多様化や不況の影響により年々生徒数が増加。全体の約53%が私立高校に在籍し、公立に比べてやや多くなっています。「通信制高校」の多くが、一つの科目毎に学習成果を評価する“単位制”を導入しています。生徒は自分自身の学力や学習時間に最適な1年間の履修科目を自由に選択。教科書や副教材を使った自習とレポートの提出と添削指導により、単位認定試験の合格をめざします。

一方、全日制や定時制高校の多くが導入しているのが“学年制”。学年毎に学校が定めた教科・科目を学習し、その単位を修得したと認定されると次の学年に進級します。“単位制”とのもっとも大きな違いは、学年で学ぶ単位を一つでも落とすと留年となり、合格した科目を含めて、その学年で学ぶ全科目をもう一年学び直さなければならないこと。

最近は、全日制や定時制高校でも通信制高校と同様の単位制を新たに導入する学校が増えています。単位制には、学年制に比べ、他の高校からの転入や中途退学者の編入学がしやすい特長があり、自由な学びのスタイルを大切にする通信制高校の多くが、単位制を採用する理由となっています。

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